ジェームズ・キャメロン監督の最新作、映画アバターを２回見ました。
■レビュー(ネタバレなし)
一度目は普通の映像、２回目はIMAXでの３D映像。
94年にキャメロン監督によってアバターの脚本が書かれた本作ですが、必要なテクノロジーが進歩するのを待っているためということで、撮影自体は2008年よりされた本作。
そんな想いも込められてか、内容、映像共に素晴らしい出来栄えでした。
キャメロン監督といえばタイタニックの長編大作がありますが、
本作も負けじと3時間弱の長編映画。
だけれど無駄な時間の延長ではなくて内容が濃厚になってました。
本作最大の魅力は
アクションシーンの実写と３Dの融合によるリアルな表現と、
それを可能にしたフュージョン・カメラ・システムなどの特殊な撮影方法により生まれた「パンドラ」という空間の圧倒的存在感。
３D上映ではメガネ着用で、少々疲労しますが、
３D描写の際はとてもリアルに見えます。
設定も奥行が感じられて、世界観に魅了されます。
そんなこともあってか‥。。
台湾では40代男性が上映中に興奮しすぎて脳卒中で死亡。
中国ではアバターの影響力を懸念して、上映規模の縮小を要求したのだとか。
また映画『タイタニック』を抜いて、本作が世界興収歴代ナンバーワンを記録したことも話題に。
そしてアメリカではアバター鬱というものが流行っているらしく－
現実世界に嫌気がさして鬱症状や自殺願望が芽生える人がかなり多いのだとか。
好みにより是非はあるものの、それだけ本作には魅力が込められてそう。
オススメの一本です。
■あらすじ
元海兵隊員のジェイクは、遥か彼方の衛星パンドラで実行される"アバター・プログラム"への参加を要請された。
パンドラの住人と人間の遺伝子から造られた肉体に意識を送り込むことで、息をのむほどに美しいその星に入り込むことができるのだ。そこで様ざまな発見と思いがけない愛を経験した彼は、やがて一つの文明を救うための戦いに身を投じていく...。(By Goo)
公式サイト：URL
上映：2009年12月23日より全国ロードショー
映画IMAX
