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HP Pavilion Desktop PC m9690jp/CT のレビュー

HP製パソコン:HP Pavilion Desktop PC m9690jp/CT

Adobeソフトを複数同時に使うとパソコンに負担がかかる為
悩みの末、パソコンを新規購入しました。

パソコンのスペックは以下の通り
OS: Windows Vista Home Premium with Service Pack 1 ( 64bit )
CPU: インテル® Core™ i7-920 プロセッサー
メモリ: 3GB (DDR3 SDRAM 1GBが三枚)
グラフィックカード: NVIDIA® GeForce® 9800GT
が主な仕様です。
気になる価格ですが、送料込で、93000円です。

業者の知り合いに勧められ
個々のパーツを個別に買って自作も考えたのですが、
価格.comの最安値価格をみると
Windows Vista Home Premium SP1 日本語版 24,000円
インテル® Core™ i7-920 プロセッサー 26,800円
DDR3 SDRAM ノーブランド 1500円×3
NVIDIA® GeForce® 9800GT 17,980円
これだけでも73,280円も!
この他にマザーボード、マウス、キーボード、電源、ケースなども含めるとなると
既成品で、動作の安定しているHPの製品が魅力的に感じられました。

最近のHPの本体はすべてピアノブラックカラーを基調としていまして、
鏡面のように反射した高級感のあるブラックになっています。

下は実際に届いた本体の写真です。(撮影:Canon EXILM EX-Z300)


①本体 (なかなかクールなデザインです)
HP Pavilion Desktop PC m9690jp/CT 本体


②付属キーボード (スペースキーが狭いのが難点かも)
HP Pavilion Desktop PC m9690jp/CT キーボード


③15in1メディアスロット (SDカードなど15種類に対応)
HP Pavilion Desktop PC m9690jp/CT 15in1メディアスロット

■購入後の考察

購入後に驚いたこと。

其の1
WindowxVistaのOSのディスクが通常付属していません。
なのでOSの入れ替えはCDからできず。
その代わり、CドライブとDドライブにパーティションが分かれていまして
Dドライブに復元のためのデータが入っていました。

其の2
何が困ったかと...Vistaは64bitエディションなのですが、
64bit上でも32bit用のアプリケーションは動くと知ったので
あまり意識をせずに購入をしていまして、今までは
LANはBAFFALO製のもので本体→子機へ無線で接続をしていましたが、
なんと子機が64bitのドライバが存在せず、新規購入をしようと思ったのですが
BAFFALO製品から探しても見つからず、とりあえず電話をしてみました。
そこでの回答は、
「BAFFALO製品は今のところ全て、64bitに対応したLANを販売しておりません」
とのこと。
節約をしたかったのでダメ元で本体に10mのLANケーブルを購入。
接続したら、あっさりと繋がるようになりました。
なんだったのやら(笑

其の3
64bit上でもアプリケーションは32bitのものも動く
と思っていたのですが、どうやらインストールはできるものの、動作をしないもの。
またはインストールの時点で失敗してしまうものも多数見受けられました。
インストールできた製品
・Adobe Master Collection CS3
・Microsoft Office 2007
・FFFTP
など。

ちなみにどうやらVista 64bit用もしくはWindows7用に作られているようで
Windows XP Proの32bit版、64bit版共にディスクエラーと表示されて
インストールをすることはできませんでした。

メリットはやはり安定した動作と動作の高速処理。
Photoshop、Illustrator、Flash、DreamWeaver、FireWorksの
インストールがものの15分程度で完了。
(前PCのPemtium4の時はインストールに3時間ぐらい)

複数のソフトウェアとブラウジング、音楽再生、ファイル移動、デフラグを
同時にしても固まることなく動きました。

また動作音ですが、起動時にファンの音がしますが、
5秒もしないでほぼ無音に変わるのは大変魅力です。

パソコンの3Dグラフィック性能を測るベンチマークとして有名な
3DMark06」を試してみました。

以下スコア
HP Pavilion Desktop PC m9690jp/CT ベンチマーク
最適化をしないでもこれだけのスコアが出るようです。
(前PCのPemtium4の時は6000ぐらいのスコアでした。)

■まとめ

価格と性能、デザインを考えると申し分ないです。
32bitのOSなら何も問題はなかったのですが、
問題点としては対応しているアプリケーションが少ないこと。
手持ちのソフトが使えないことで新規購入が必要になる場合や
パソコン初心者には不向きかもしれません。

尚同PCでキャンペーンが刻々と打ち出されていまして、
値段とお得なオプションが変化し続けているようです。
値段も1,2万ぐらい異なってくるのでお買い得なキャンペーンに
乗っかるといいと思います。

購入を考えている方は
HP(ヒューレットパッカード)納得購入ガイド
に画像とスペック、その他細かい情報が掲載されていますので
判断基準になると思います。

※DELL製PCとも比べたのですが、価格はほぼ一緒ぐらいで
同クラスのPCもあったのですが、
性能面が若干劣るのでHPにした経緯もあります。

興味ある方は判断基準として、参考程度までに。

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